またもiサイクル注文がトラリピに裁判で勝訴。M2Jは控訴
iサイクル注文(外為オンライン)とトラリピ(マネースクウェア・ジャパン)の特許権侵害を巡る裁判の判決が、2017年7月20日に東京地裁で言い渡されました。またもiサイクル注文の勝利に終わりました。
外為オンラインのiサイクル注文が完全勝訴
当社がサービスを提供する「iサイクル注文®」(以下、「当社サービス」といいます)について、
株式会社マネースクウェアHDより特許権侵害に基づき、サービス提供の差し止めを求める訴訟の
提起を受けておりました件、本日2017年7月20日に東京地方裁判所において、当社の主張が認められ、
当社勝訴の判決が言い渡された事をお知らせいたします。
外為オンライン公式サイトによりますと、
- マネースクウェアHD(M2Jの親会社)が2016年6月29日に東京地裁に対して、外為オンラインがM2Jの特許権を侵害していることを訴える
- 東京地裁は特許権侵害に当たらないとしてM2Jの訴えを棄却
- M2Jは外為オンラインに裁判の費用を支払う
という結果に。外為オンライン側の主張が全面的に受け入れられた、iサイクル注文の完全勝利といえます。なお、2017年2月10日の裁判でも外為オンライン側の主張が全面的に認められています。
オンリーワンの存在だからこそ、トラリピの超高コストは受け入れられてきましたが、今回の判決でiサイクル注文が独立したオリジナルの商品であることを司法が完全に認めたことになります。
トラリピのM2Jは控訴&新たな訴訟へ
この判決に対し、M2J側は控訴する方針ですでにその準備に動いているとのことです。
2.控訴について
当社といたしまして、本判決は到底容認できるものではありませんので、控訴を行うこととし、既に手続に着手
しております。
控訴審において当社の主張が認められるよう、引き続き断固として戦って参る所存です。
さらにM2Jは、別の特許権侵害でこの判決が出る1日前の2017年7月19日に、東京地裁に対して新たな訴訟を起こしています。
3.新たな訴訟提起について
当社は、外為オンラインの「iサイクル注文」は、当社の別の特許権も侵害していると考え、平成29年7月19日
に東京地方裁判所に新たな訴訟を提起しております。必要に応じて、さらなる訴訟提起を含めた対応を検討してお
ります。
2015年から続いている2社の裁判バトルはまだ終わりそうにありません。リピート系自動売買の元祖であるトラリピが、ここまでの劣勢を跳ね返せるかに注目が集まります。
ループイフダンなどリピート系自動売買を主体としたFXの運用で、誰でも安全に年利12%を目指す技術や考え方を研究する、トレード12の事務局による投稿記事です。
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