ユーロ/米ドルでループイフダンをするなら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

2017年1月より、ループイフダンに新通貨ペアとしてユーロ/米ドルが加わりました。このブログを読んでくれている皆さんや、Twitterのフォロワーさんから、「ユーロ/米ドルのループイフダンがやりたい」という多数のメッセージをいただいたので、この記事ではユーロ/米ドルでループイフダンをする場合の設定や注意点について解説していきます。

【速報】ループイフダンでユーロ/米ドルの取扱開始!』も参考にしてください。

全ての運用で守るべき基本ルールから

ユーロ/米ドルに限らず、どんな通貨ペアで運用する場合でも、また買いでも、売りでも必ず守るべき鉄則をおさらいしておきましょう。

値幅は一番広いものを選ぶ

最重要ポイントです。その通貨ペアに用意されている値幅のなかで、一番広いものを選んでください。ユーロ/米ドルの場合は、60pipsとなります。

チャートは月足のみで分析する

ループイフダンを含むリピート系連続発注の運用は、超長期的なレンジ内での値動きが基本になります。そのため、月足でチャート分析をしましょう。それより短いチャートは基本的に見る必要はありません。

短期的な上げ下げを狙う場合は、裁量トレードをしましょう。ループイフダンである必要はありません。

※すべての設定は、1000通貨取引のBかSの60、米ドル/円のレートを104,5円で計算しています

【設定1】過去の高値と安値から仕掛けるパターン

ループイフダンを仕掛ける場合には、レンジを想定する必要があります。まずは過去の最高値と最安値を基準するやり方から。一番シンプルな考え方です。

レンジ上限は1.60、下限は0.82となります。

<設定>
・1.60~0.82で売り
・LCライン:1.60
・必要資金:650万円
・ロスカットラインとレンジ上限が同一レートですが、決済+スワップで到達時にはある程度余裕が出ていて、若干のオーバーシュートには耐えられるはず
・過去の値動きの範囲を全て想定レンジとする、ローリスクローリターンで基本の設定

【設定2】レンジの中央付近に仕掛けるパターン

レンジの中央付近、いわゆる濃いゾーンに仕掛ける考え方です。

1.20付近がよく機能しており、相場を上下に分けていることが確認できます。またこの1.20ラウンドナンバーでもあり、心理的にも節目になりますので、ここをレンジ上限とします。

<設定>
・1.20~0.82で買い
・LCライン:0.77
・必要資金:200万円
・マイナススワップの運用なので、オーバーシュートを考慮してレンジ下限~ロスカットラインに余裕を持たせます
・バランスの取れた設定と思います
・マイナススワップが問題点ですが、FXにおいてスワップが売買差益を超えることはないため、1.20以下での売りは入れません

【設定3】直近のレンジ、最安値付近でのレンジから仕掛けるパターン

2017年1月時点でのレート、1.07に近いところでの抵抗を探します。レンジ上限は1.16、下限は0.85となります。

<設定>
・1.16~0.85で買い
・LCライン:0.82
・必要資金:130万円
・最安値とロスカットラインが同一なので、かなりリスクが高い
・許容できるリスクの限界、これ以上は無理という設定
・レンジ幅が狭いため、日常的にレートをチェックする手間が発生

まとめ

設定1→設定2→設定3の順に、リスク・リターン・レートチェック頻度は上がります。

非常にざっくりですが、

  • 設定1:年利2~3%
  • 設定2:年利5~6%
  • 設定3:7~8%

と思います。

ユーロ/米ドルは最高値と最安値の幅が8000pipsもあるため、ループイフダンなどのリピート系連続発注には向いていません(豪ドル/円は約5000pips)。幅が広いほど、カバーする幅が広くなり、多くの資金が必要になる→資金効率が悪化し、年利も下がるという図式が成立します。

通貨ペアに本質的な良し悪しはありませんが、少なくともループイフダントラリピにはユーロ/米ドルは向いていないのは明白です。私ならやりません。

おまけ

ユーロ/米ドルのループイフダンの最大値幅が60pipsまでなのはなぜでしょうか。アイネット証券側での値幅対策が始まったのかもしれません。

外為オンライン

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*