グルトレをマネーパートナーズnano連続予約注文で運用(準備編)

2019年2月6日

FX関係の記事を書いたり、雑誌の編集をしている鹿内武蔵です。

以前からトレード12の秋川さんとはお仕事での交流があり、何回かブログ記事を書かせてもらっていましたが、今回はグルグルトレイングルトレ)の運用レポートをこちらでやらせてもらうことになりました。まずこの記事では準備編となります。

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★実際のグルトレ結果はこちら! ⇒ グルトレ運用レポート




1.グルグルトレインとは何か

まず、グルトレとはなにか。下の図はいろいろなところに公開されているグルトレのイメージ図です。

こちらが1円グルトレと呼ばれる、1円幅に仕掛ける注文となります。これを上下に何個もつなげて、広い幅を狙うのがグルトレです。

ただ、これだけを見てもおそらく分かりにくいと思いますので、文章でも特徴をまとめます。

両建てのリピート系自動売買

買いと売りのイフダン注文を仕掛けるため、いわゆる両建て運用となります。

買いでも売りでも、動いただけ注文が入り、決済されるので利益がたまるスピードは早いですが、ほとんどのFX会社では買いスワップより売りスワップの方が高いため、同じだけポジションを持ってもその分だけマイナスになります。

10pips刻みに、利食いが+50pipsのイフダン注文を敷き詰める

買いも売りも、10pips刻みに新規⇒利食いのイフダン注文を仕掛けます。利益確定幅は50pipsです。

この10pips刻みのイフダン注文は、売りと買いを合わせて、1円幅ごとに合計20本入ります。これらをまとめて子本体と呼びます。

買いor売りの長期保持ポジションを1円ごとに建てる

子本体とは別に、自分が狙っている方向に長期ポジションを建てます。これをサポートと呼びます。

条件は、子本体の10倍の枚数(子本体が1000通貨なら1万通貨)で、1円ごとに入れていきます。

サポートは運用自体を停止するときまで放置します。途中決済しません。

2.他のリピート系自動売買との違い

長期的なリピート系ではトレンドは読まず損切りもしない

リピート系自動売買で、どちらかというと主流なのは、損切りされないように十分に資金を持った上で、月足のレンジを狙う、超長期的な運用です。

トレード12で秋川さんが運用している、豪ドル円のループイフダンや連続予約注文がまさにこれで、利益率は低いものの安全で放置できます。目先の相場の上げ下げは気にせず、ほとんど操作することなくコツコツ稼ぐ考え方ですね。

グルトレはトレンドを読む

それに対して、グルトレはもうちょっと短期スパンかつ積極的な運用だと自分は解釈しています。

まず、サポートの存在。両建てで運用すると、一番上の買い注文か一番下の売り注文のどちらかが大きな含み損になります。これを打ち消すのがサポートの役割で、例えば買いのサポートが入っていた場合、相場が上昇していった場合、売り注文が抱える含み損をカバーします。

ただし、サポートの方向性が間違っていれば、むしろ含み損は増えます。つまり、グルトレでは、サポートを買いか売りのどちらかにするという、二者択一の相場観が求められるわけです。厳密にいくらからいくらまで動くという予測は不要ですが、最低限今から上がる、あるいは下がるという判断は必要です。

グルトレでは損切りや利確をする

買いか売りかの方向性を決めなければいけませんが、その予測を毎回当てることはできません。なので、予測が外れたときには、いさぎよく損切りをして仕切り直しをするのも、グルトレの特徴です。

損切りがあるなら、利益確定のタイミングも必要ですので、グルトレはつまり出口が最初から決まっているリピート系自動売買といえます。

グルトレは長期的リピートより利益率が高い、はず

豪ドル円の超長期的なリピート系をする場合、史上最安値である55円まで下落しても強制ロスカットにされない運用が一般的です。秋川さんもこのパターンです。

この場合、もちろん55円まで注文は入っていて証拠金を使っていたり、55円まで下落しても損切りされない資金が用意されているので、トレードに使っている資金の割合は全体に対して少ないことになります。つまり、投入している資金に対して、利益が少ない=資金効率が悪いということになります。

損切りされない、超長期的なリピート系は、安全と資金効率の悪さを交換しているようなものです。

それに対してグルトレでは、相場が逆行したら損切りをするわけですから、必然的に資金効率は良くなります。これから実際に運用しないと数字的な部分は分からないですが、グルトレでは損切りすることもあるけど、期間あたりの利益率は高い、となるはずです。

3.どういう設定で運用するのか

豪ドル円を100通貨運用

最初なのであまり資金をたくさん投入したくないので、100通貨取引でやります。サポートは10倍なので、1000通貨です。この時点でかなり口座の選択肢は狭まりますね。

グルトレ計算機というサイトで必要資金を調べられるのですが、100通貨取引の場合、資金が6万円強あれば、5円逆行に耐えられる計算です。

通貨ペアは豪ドル円。これはいろいろなところでいわれているとおり、レンジ相場の時間帯が長く、レンジ上下限の幅が狭いことが理由です。

ストキャスティクスで入口と出口を探る

一番大切な、入口と出口の戦略ですね。どのタイミングでグルグルトレインの運用を始めて、利益確定の条件、損切りの条件をあらかじめ決めておかないと、いざそういう状況になったときに慌てること、惑うことは必至。

というわけで、今回はストキャスティクスを条件にしてみます。

これは豪ドル円の週足チャート(2010年2月~2019年1月)に、ストキャスティクスの(5,1,3)を入れたもの。ストキャスの設定は、よくあるデフォルトとだいたい同じなのですが、線を一本で表示したかったので、%D期間を1としています。

目安の線は80%と20%に引いています。

さて、たまたまチャートにストキャスティクスを出してパッと見たとき、「あれ? 20%で買い、80%で売ればだいたい儲かるんじゃね?」って思ったんですね。

まずこれは20%タッチで買い→80%タッチで売りを、目視のレベルでシミュレーションしたもの。〇が勝ち、✖が負けなので、12戦して10勝2敗です。

こちらは80%で売り、20%で買った場合の大雑把なシミュレーション。14戦して13勝1敗です。

もちろん、なかにはかなり微妙な判定も入っています。ただ、グルトレは裁量トレードではないので、いろいろ動いて最終的に買った価格に戻ってくれば、道中の細かい値動きの往復を利益に換えられますので、十分にプラスです。

開発者の川崎ドルえもんさんも、著書の「底辺高校卒業生が教えるFXトレード新手法【グルグルトレイン】」の中で、相場が狙いと逆行しても、3分の2まで戻ってくればプラマイゼロで抜けられるとおっしゃっています。

損切りのルールも追加

ストキャスティクスのみで入口と出口を決めても良いのですが、それだと本格的な逆行トレンドが発生したときに大変なことになります。

上のチャートでいえば、売りパターン(黄緑の枠)で唯一負けているときは、まさにアベノミクスによる一方的な上昇相場。このときは一時的に2400pipsくらいの含み損になっています。仮に資金量でしのぐにしても、こんな辛い含み損を耐えたくはありませんので、ある程度逆行したら損切りすることにします。

いくら逆行したら損切りするかですが、ここでは5円逆行で損切りルールとします。この5円には強力な根拠があるわけではないのですが、広く設定するほど精神的に損切りがしにくくなるはずなので、これくらいに設定します。

損切り後の再開ルールも決めておく

5円逆行して損切りしたとして、その動き自体は大きなチャンスです。相場は結局のところ行ったり来たりするので、上か下、どちらかに深く食い込んだらある程度は戻るはずなので、そのタイミングでリベンジマッチを仕掛けたい、というわけです。

ここではMACDを使うことにします。設定は一般的な12,26,9です。先ほど例であげたアベノミクス相場の損切りのチャートを見てみましょう。

5円逆行で損切りになったあと、MACDのデッドクロス(短期線が長期戦を上から下に追い抜く)のタイミングで、上昇が一服したと見て、サポートが売りのグルトレ発動です。

このときの相場を振り替えっての結果論ですが、5円逆行したところで損切りをして24円の逆行に巻き込まれずに済み、なおかつ大きく上がったところから戻りを売りグルトレでゲットできる、という寸法です。実際はやってみないと分かりませんし、やりながら変わるかもしれませんが、今のところはこの考えでやってみます。

4.どの口座でグルトレを運用する?

マネーパートナーズのパートナーズFXnano口座で運用をします。メリットは4つあります。

4-1.100通貨取引ができる

1000通貨ができる口座はたくさんありますが、100通貨で取引できる口座はほとんどありません。他にSBIやOANDAが1通貨からできます。

4-2.連続予約注文が使える

マネーパートナーズには、裁量取引と同じスプレッドで、リピート系のように同じ注文を最大20回まで繰り返せる機能があります。この機能を使えば、メンテナンスが大幅に簡略化できます。

4-3.売りと買いのスワップ差が少ない

グルトレは基本的に両建てなので、スワップポイントを狙う運用ではありません。

それよりも、両建てすることにより、売りと買いのスワップの価格差が大きければ、その分がマイナスになります。というのも、基本的に日本の証券会社は、大半が同一通貨ペアで、もらえるスワップより払うスワップの方が多いです。そのため、両建てでは通算スワップがマイナスになります。

マネパは売り買いのスワップ差が小さいため、このマイナスが小さくて済むというメリットがあります。

通貨ペア USD/JPY EUR/JPY AUD/JPY GBP/JPY EUR/USD
買いスワップ/売りスワップ +81/-91 -1/+1 +40/-43 +40/-43 -77/+66

※2019年1月25日のスワップポイント。
※ユーロドルスワップは円に換算して小数点以下四捨五入

4-4.両建ての証拠金が相殺されて少なくなる

買いと売りの注文がどちらも入っている(両建て状態)の場合、少ない方の証拠金が必要ない、いわゆる両建てMAX方式が採用されています。

グルトレなら、「①買い子本体」「②売り子本体」「③買い(or売り)サポート」というのがベーシックな運用で、①と②は同じ注文数になるはずなので、片方の証拠金がいらなくなります。

証拠金とはつまり口座内で拘束される資金のことですから、これが少なくなることで資金効率が良くなり、少ない資金でも参入しやすくなります。

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5.このプランでの運用をレポートします!

というわけで、ここまでがこれから運用しようと思っているグルトレの売買プランです。やりながら変化はするでしょうが、まずはこの計画で実資金を動かしてみて、週に1回レポートをお届けしようと思います。

★実際のグルトレ結果はこちら! ⇒ グルトレ運用レポート

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