トラリピ80銭vsトラリピ20銭の比較は今のところ互角
トラリピという同じ商品ですが、取引単位とイフダン注文を仕掛ける間隔が違う運用の比較です。『取引枚数は同じでポジション間隔が違うトラリピの収支比較』の記事の続きになります。
今のところ暫定資産はほぼ同じ。今後の展開次第か
システム名 | トラリピ(80) | トラリピ(20) |
固有の設定 | 80pips間隔で、利食い80pipsの 買いイフダンを設定 |
20pips間隔で、利食い20pipsの 買いイフダンを設定 |
通貨ペア | 豪ドル/円 | |
売買 | 買い | |
取引単位 | 4000通貨 | 1000通貨 |
値幅 | 80pips | 20pips |
新規建ての回数 | 23 | 128 |
利益確定の回数 | 12 | 87 |
保有ポジション | 11 | 41 |
確定売買損益 | ¥46,800 | ¥33,560 |
平均売買損益 | ¥3,900 | ¥386 |
確定スワップ | ¥4,377 | ¥3,788 |
口座資産 | ¥3,051,177 | ¥3,037,348 |
含み損 | -¥174,680 | -¥158,170 |
暫定資産 | ¥2,876,497 | ¥2,879,178 |
ここまでの年利 | -23.85% | -23.33% |
取引開始時のLCライン | 51.75円 | 50.81円 |
現在のLCライン | 51.25円 | 50.44円 |
開始日 | 2016/04/04 | |
経過日数 | 63 | 63 |
開始資金 | ¥3,000,000 | ¥3,000,000 |
想定レンジ | 68~88円 | |
トレール | 有り |
- トラリピ(80):80pips幅で新規建て、利食いを行う、現行のループイフダンと基本設定は同じ。ただしトレール注文を有効にしています。デモトレード。
- トラリピ(20):20pips幅で新規建て、利食いを行う。トレール注文は有効。デモトレード
あらためておさらいですが、(80)と(20)では、値幅あたりに持つポジションの量は同じです。が、(80)は4000通貨を一気に買うのに対し、(20)ではポジションを4分割した1000通貨を、4回に分けて買います。
リスクは同様ですが、一気に買うのと細かく買うのでは、どちらが効率良く儲けられるかという実験なわけです。
2ヵ月が経過したこの時点では、暫定資産はほとんど同じで、優劣はつけられません。
(80)のほうが大きく値動きしたときに利益が大きくなり、(20)は細かく値動きしたときにたくさん利食いをするのですが、今後の相場の展開次第ということになります。
なお、支払う手数料は(20)のほうが大きくなることも重要です。
もうちょっと様子を見てみましょう。
あきがわ・くにひと。東京都在住の兼業トレーダーで、住宅ローンを抱える二児の父。某製造業で働きつつ、FXトレードに精を出す。2013年から本格的にFXを開始。テクニカル分析主体の考え方で、スキャルピングやデイトレ、自動発注系ツールの活用、高金利通貨のスワップ運用など幅広い発想でFX投資を行ってきた。現在は、ループ・イフダンを主体に運用を行っている。夢は大きな犬とのんびり暮らすこと。
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