ループイフダン|2回目の取引ゼロ週…変化の少なさに耐えるコツ
先週は、高値を更新したものの先々週まで聞いていた抵抗のラインに戻ってきたところで終了、という展開でした。その結果、運用を始めて2回目のトレードなしとなりました。
2016/10/17〜2016/10/21のトレード結果
2016/10/17の開始資金 | ¥3,178,698 |
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現在の保有ポジション数 | 8 |
現在の口座資産 | ¥3,178,698 |
現在の含み損益 | ¥-80,899 |
暫定資産 | ¥3,097,799 |
ここまでの年利 | 5.86% |
取引開始時のLCライン | 51.75円 |
現在のLCライン | 50.03円 |
ちゃんと動いているこれ?という不安
自動売買全般にいえることですが、プログラムの稼働をスタートしても、すぐにトレードが行われないものです。売買条件に合致して初めてポジションを持つため、稼働していても稼働しているように見えないことが多々あるんですね。
そのあたりの問題点は、ループイフダンの新システムで解消されましたが、どちらにせよ「本当にこれ動いているの?」と不安に思ってしまうことがあるものです。
今、私が選択しているのは豪ドル/円のB80。これは80pips動くたびに新規買いと決済売りを繰り返す戦略なんですが、値幅がそこそこ広いために、1週間単位ではほとんど売買が行われないこともあります。先週は新規も決済も0回でした。
さらにループイフダンは同一価格で重複してポジションを持たないため、今の時期のように少し前に滞在したことがあるレートでの小幅なレンジだと、ますますトレードが発生しにくくなります。
イベントの少なさに耐えきれず狭い値幅を選択
こういう状態が我慢できないと、米ドル/円のB15みたいな、値幅の狭いシステムを選択しがち。15銭刻みで売買するので、まず間違いなく毎日トレードが発生します。でも、値幅は広い方が明らかに利益が大きくなるのは、まず間違いない事実です。詳細は『豪ドル円のループイフダンは値幅80銭が一番勝てた』で解説しています。
同じリスク(値幅あたりの取引枚数が同じ)なら、20銭より80銭のように、広い範囲を一気に狙ったほうが得です。私がそう確信できるのは、いろいろな情報を集めて考察したからで、なおかつこのメディアで行っている検証が、たぶんそれを裏付けてくれるはずです。
ただ、こういう判断ができるのは、このようなバックボーンがあるからで、それがなければかつて私もそうだったように、短い値幅で回転率を上げちゃうのではないかと思っています。FX会社も、たくさん売買してくれたほうが手数料で儲かりますから、明らかに検証結果で出ていても、広い値幅が有利ということはいいません。
このあたりはトレード12で継続的に検証を続けていきます。また、実際のフォワードにくわえて、MT4のEAを使ったバックテストもやっていきます。
この運用の基本情報
運用システム | ループ・イフダンB80_80 |
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通貨ペア | 豪ドル/円 |
売買の方向 | 買い |
値幅 | 80pips |
取引単位 | 4,000通貨 |
トレール | 不可 |
開始日 | 2016/04/04 |
経過日数 | 203日 |
開始資金 | ¥3,000,000 |
想定レンジ | 68~88円 |
▼この運用にいたった理由
あきがわ・くにひと。東京都在住の兼業トレーダーで、住宅ローンを抱える二児の父。某製造業で働きつつ、FXトレードに精を出す。2013年から本格的にFXを開始。テクニカル分析主体の考え方で、スキャルピングやデイトレ、自動発注系ツールの活用、高金利通貨のスワップ運用など幅広い発想でFX投資を行ってきた。現在は、ループ・イフダンを主体に運用を行っている。夢は大きな犬とのんびり暮らすこと。
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