ループイフダン|春のポジ利食いで大量スワップ(FX自動売買)
先週は金曜夜に米ドル/円が高値を更新して引けたため、豪ドル/円も大きく上げてちょっと戻して終わりました。ループイフダン的にいえば上限付近で、もっと上にはポジションはないため、このように上げて戻さずに終わると、含み益状態で週を越すことになります。
2016/12/05〜2016/12/09のトレード結果
2016/12/05の開始資金 | ¥3,257,014 |
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2016/12/05〜2016/12/09の新規建て | 1回 |
2016/12/05〜2016/12/09の利食い | 2回 |
現在の保有ポジション数 | 1 |
2016/12/05〜2016/12/09の確定利益 | ¥6,600 |
2016/12/05〜2016/12/09の確定スワップ | ¥4,043 |
現在の口座資産 | ¥3,267,654 |
現在の含み損益 | ¥4,809 |
暫定資産 | ¥3,272,466 |
ここまでの年利 | 13.15% |
取引開始時のLCライン | 51.75円 |
現在のLCライン | 49.17円 |
先週のは決済が2回でしたが、4043円の確定スワップが入りました。これは、この運用を始めてすぐに取ったポジションが、ようやく決済されたことを意味しています。このループイフダンを始めた2016年4月初旬の豪ドル/円は85円台で、そこからずっと70円台で推移し、トランプラリーによる急激な上昇で85円台中盤にまで戻ってきて、そこでめでたく決済、たくさんたまったスワップも確定したというわけです。
戻ってくればトレンドはなかったことに
このようにどれだけ含み損を抱えようが、最終的に戻ってくるまで持っていれば、「そもそもトレンドなんてなかった」状態になります。為替相場のレートは相対的で、一方向だけに動き続けることは多くありません。押したら戻り、戻ったら押す展開になりやすいため、長期的に見るとレンジ相場である状態はトレンド相場の状態よりも長くなります。こういったレンジが常態である性質だからこそ、FXでループイフダンのような連続発注が威力を発揮するわけです。
数か月程度の短期的なトレンドをループイフダンやiサイクル注文などで狙おう、などといっている人がけっこういますが、根本的に私とは考え方が違うみたいですね。数か月で終わってしまうトレンドを狙うとなると、手動でトレードを終了させなければいけませんが、そこには非常に難しい裁量の要素が入り込んできます。なにより、ずっと放置できる連続発注の良さが活きません。そもそもトレンドの始点と終点を予測できるなら、裁量トレードで売り買いすればいいだけの話。
広めの値幅の仕掛けた方が儲かる
ただし、証券会社は投資家に売買回数をたくさんこなしてもらったほうが儲かるため、ときにそういった手法や考え方を推奨しがちです。豪ドル/円のループイフダンなら、20銭値幅の運用をプッシュしてくるわけですが、『豪ドル円のループイフダンは値幅80銭が一番勝てた』『トランプ相場ループイフダン比較!最大利益はやはりポンド円』の記事で明らかになっているように、同じリスク(同じトレード枚数)なら、広めの値幅を一気に狙った方が収益性は高くなります。
この運用の基本情報
運用システム | ループ・イフダンB80_80 |
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通貨ペア | 豪ドル/円 |
売買の方向 | 買い |
値幅 | 80pips |
取引単位 | 4,000通貨 |
トレール | 不可 |
開始日 | 2016/04/04 |
経過日数 | 252日 |
開始資金 | ¥3,000,000 |
想定レンジ | 68~88円 |
▼この運用にいたった理由
あきがわ・くにひと。東京都在住の兼業トレーダーで、住宅ローンを抱える二児の父。某製造業で働きつつ、FXトレードに精を出す。2013年から本格的にFXを開始。テクニカル分析主体の考え方で、スキャルピングやデイトレ、自動発注系ツールの活用、高金利通貨のスワップ運用など幅広い発想でFX投資を行ってきた。現在は、ループ・イフダンを主体に運用を行っている。夢は大きな犬とのんびり暮らすこと。
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