思ったよりトラリピ(M2J)のスプレッドが狭くなってる
マネースクウェア・ジャパン(M2J)のトラリピといえば、いわずとしれた連続発注の始祖。発注画面も分かりやすく、情報も多いので非常に使いやすいのですが、コストが非常に高いため敬遠している方も多いかもしれません。自分含め。
たしかにトラリピのスプレッドが広いのは間違いないのですが、昔と比べてそこそこ狭くなっているのも事実です。
インターネット上の多くの記事には、「トラリピのドル円スプレッドは4銭」のような記述があり、自分もそういうイメージを持っていたのですが、2016年8月12日12時の時点では2銭になっていました。あれ?思ってたより狭いじゃないか…というわけです。
原則固定していないからいつの間にか狭まることも
これについて早速M2Jのサポートに問い合わせたところ、
「スプレッドは原則固定していないので、今そのときに表示されている数値が正しいスプレッドです。ドル円については、半年くらい前から2銭のスプレッドを提示することはよくありました」
とのことでした。
裁量トレードに強いFX会社の多くは、人気通貨ペアのスプレッドを原則固定することで、米ドル/円が0.3pips!のようなアピールをしています。それに対しM2Jはスプレッドの原則固定を行っていないので、いつの間にか変化していても我々がそれに気づかないケースがあるはず。
広くなったのなら困りますが、狭いのなら良いこと。トラリピはコストさえ他社同様なら、間違いなくもっとも使いやすいサービスです。たしかにこのスプレッドに手数料も乗ってきますから、いまだトラリピが高コストなのは事実。ただし変動の余地もあることが今回分かったので、たまにはチェックしていきたいと思います。
あきがわ・くにひと。東京都在住の兼業トレーダーで、住宅ローンを抱える二児の父。某製造業で働きつつ、FXトレードに精を出す。2013年から本格的にFXを開始。テクニカル分析主体の考え方で、スキャルピングやデイトレ、自動発注系ツールの活用、高金利通貨のスワップ運用など幅広い発想でFX投資を行ってきた。現在は、ループ・イフダンを主体に運用を行っている。夢は大きな犬とのんびり暮らすこと。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません