豪ドル円買い80銭(B80)ループイフダン2016年成績
2017年最初の記事は、やっぱり去年の運用のまとめです。2016年4月4日から豪ドル/円の買い80銭(B80)のループイフダンを開始し、昨年末まで運用した結果は以下となります。
2016年4月~12月のループイフダン豪ドル/円80銭の運用結果
システム名 | ループイフダン |
固有の設定 | B80 |
通貨ペア | 豪ドル/円 |
売買 | 買い |
値幅 | 80pips |
売買単位 | 4000通貨 |
新規建ての回数 | 81 |
利益確定の回数 | 76 |
保有ポジション | 5 |
確定利益 | ¥251,012 |
確定スワップ | ¥33,931 |
口座資産 | ¥3,284,943 |
スワップ含み損益 | ¥928 |
総含み損益 | -¥31,060 |
暫定資産 | ¥3,253,883 |
ここまでの年利 | 11.31% |
ここまでの総コスト | ¥12,160 |
取引開始時のLCライン | 51.75円 |
現在のLCライン | 49.01円 |
開始日 | 2016/04/04 |
終了日 | 2016/12/30 |
経過日数 | 273 |
開始資金 | ¥3000000 |
想定レンジ | 68~88円 |
トレール | 不可 |
目標とする年利12%にはギリギリ届かず
このメディアはどんなトレーダーでも安全に狙える利益の設定として、年利12%を目標に掲げています。今回の豪ドル/円の運用では、ここまでの年利が11.31%と僅かに届かず。
ただし、この手の連続発注の運用は、長く続けるほど利益が累積されていき年利を押し上げていく傾向があります。レンジ内にいる限り抱える含み損の総額には上限がありますから、レンジ相場が終わらない限りは、長く続けるほど有利で年利も良くなっていくというわけです。今回の運用はこの1月で一度精算しますが、もし続けているなら来年はもっと良い年利になっている可能性も十分にあります。
強制ロスカットされる水準を2.74円押し下げる
開始時の強制ロスカット発動金額は51.75円でしたが、現在は49.01円。3円弱安全度が高まったといえます。豪ドル/円の史上最安値は55円台ですから、今はそれを5円下回っても口座は死なない状態まで来ました。
旧システムを停止して新システムに移行します
現在のループイフダンは『ループイフダンのバージョンアップまとめ、メリットと変更点』で解説した通り、2016年9月より新システムに切り替わっています。ですが、当メディアでは旧システムのまま運用を続けてきました。その大きな理由として、旧システムは約定力の弱さがプラスに作用して、決済利益が理論上の基準値よりも多いというメリットがありました。ですが、秋以降、決済利益が目減りしているというデータがあります。原因は不明ですし、相場の動きからしてたまたまなのかもしれませんが、旧システムを使い続けるメリットが消失した可能性はけっこう高いです。
詳しくは『ループイフダン新システムにようやく移行した理由』にて解説しています。
どちらにせよ、今からループイフダンを始める読者の皆さまは、必ず新システムになるわけですから、どうせなら皆さんと同じシステムで運用した方が話題も一緒になりますしね。
2017年の運用の主役は、マネーパートナーズのパートナーズFXnanoの連続予約注文
なお、2017年からはマネーパートナーズのパートナーズFXnano口座における、連続予約注文という機能を作って、ループイフダンと同様のリピート系連続発注運用を行っています。連続予約注文は、いくつか面倒な点はあるものの、スプレッドが圧倒的に狭い(豪ドル円で0.9銭)ので、長い目で見てループイフダンより好成績になる可能性が高いです。
『ループイフダン&マネパnano週報』で、ループイフダンと連続予約注文の比較を毎週行っています。
また、『マネーパートナーズの連続予約注文でトラリピ型自動売買』『マネパ連続予約注文の設定方法を画像付きで解説!』で、マネパnanoの連続予約注文の基礎と導入のポイントを解説しています。
あきがわ・くにひと。東京都在住の兼業トレーダーで、住宅ローンを抱える二児の父。某製造業で働きつつ、FXトレードに精を出す。2013年から本格的にFXを開始。テクニカル分析主体の考え方で、スキャルピングやデイトレ、自動発注系ツールの活用、高金利通貨のスワップ運用など幅広い発想でFX投資を行ってきた。現在は、ループ・イフダンを主体に運用を行っている。夢は大きな犬とのんびり暮らすこと。
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