ループイフダン新システムにようやく移行した理由
昨年末まで、旧システムのループイフダンの運用を行ってきたわけですが、2017年より新システムでの運用に移行いたします。
なぜこのタイミングでようやく移行したのかについて、この記事では解説します。
1.有利なスベリがなくなり、不利なスベリが多くなったこと
これが一番の理由です。謎の有利なスベリがなくなりました。『ループイフダン赤字決済はそんなに悪いことなのか考えてみる』で解説していますが、2016年の秋に新システムが稼働するまでは、投資家にとって有利なスリップが時折発生していました。私の運用は80pipsで利食いとなりますが、平均決済値幅がこれを上回っていたのです。
- 2016年4月4日~9月25日の平均獲得値幅:82.71pips
- 2016年9月26日~12月28日の平均決済値幅:78.73pips
※どちらも手動決済を除く
このように、新システムが稼働し始めた9月26日を境目に、大きく決済価格が変化しています。
もともとループイフダン旧システムの約定力は非常に貧弱だったのですが、この有利なスベリがそれをカバーしていました。ですが、新システムが走り出してからは基準の80pipsにすら届いていないわけですから、旧システムを使い続ける理由はもうないわけです。
もちろん、これがただの偶然という可能性もありますが、有利なスベリ自体の発生理由が分からないため、今あるデータで判断せざるを得ません。
2.レンジの上限に近く含み損がほぼないため
もともと68~88円を想定レンジとした運用でした。年末の時点で84円台だったので、おおむね上限に近く、含み損の決済をあまりしないで移行できるタイミングです。
3.皆さんと情報共有をするため
今ループイフダンを新規に始めれば必ず新システムになるわけですから、自分だけ古いものを使っていても意味がないので。
というわけで、今後は新システムの運用レポートを毎週お届けしていきますので、よろしくお願いいたします。
ループイフダンの新システムについては、『ループイフダンのバージョンアップまとめ、メリットと変更点』で解説しています。
あきがわ・くにひと。東京都在住の兼業トレーダーで、住宅ローンを抱える二児の父。某製造業で働きつつ、FXトレードに精を出す。2013年から本格的にFXを開始。テクニカル分析主体の考え方で、スキャルピングやデイトレ、自動発注系ツールの活用、高金利通貨のスワップ運用など幅広い発想でFX投資を行ってきた。現在は、ループ・イフダンを主体に運用を行っている。夢は大きな犬とのんびり暮らすこと。
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