17年2月雇用統計スプレッド比較:ループ・トラリピ・iサイクル・マネパnano・クリック・ヒロセ

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2017年2月3日(金)の米国雇用統計発表時のスプレッド拡大を調査してみました。

実は裁量トレード以上に、自動売買や連続発注の方がイベント時のスプレッド拡大の影響は大きいです。なぜなら、裁量トレードの場合、あることが分かっているならトレードしないという選択肢がありますが、自動売買や連続発注は基本的に放置するため、スプレッドの不自然な拡大により変な価格で売買させられる可能性が出てくるからです。

今回の調査では、リピート系のトラリピマネースクウェア・ジャパン)、ループイフダンアイネット証券)、iサイクル注文外為オンライン)、FXnanoマネーパートナーズ)に加え、人気のGMOクリック証券ヒロセ通商も調べてみました。

画像の見方と通常時のスプレッド

各社のウィンドウ

各社の配置は上記のようになっています。

22:25の基本スプレッド

ドル円 ユーロ円 ポンド円 豪ドル円 ユーロドル
トラリピ 4 5 8 6 5
ループイフダン 2 3 5 4 2
iサイクル注文 1 2 3 3 1
nanoマネーパートナーズ 0.3 0.7 1.2 0.9 0.8
GMOクリック証券 0.3 0.6 1.1 0.7 0.5
ヒロセ通商 0.3 0.5 1.3 0.7 0.4

こちらが22:25時点のスプレッドです。雇用統計発表前なので、いわゆる平常営業時の数値となり、これが基準となります。

22:30 雇用統計発表直後のスプレッド

ドル円 ユーロ円 ポンド円 豪ドル円 ユーロドル
トラリピ 27 24 35 35 14
ループイフダン 2 3 5 16.5 2
iサイクル注文 1 15 3 15 1
nanoマネーパートナーズ 0.3 0.7 1.2 0.9 0.8
GMOクリック証券 8 14 19 6 7
ヒロセ通商 14.9 21.9 26.8 21.9 19.8

2月3日(金)の22時30分01秒、雇用統計発表から1秒後のスプレッドです。

まず、目につくのはトラリピのすさまじいスプレッド拡大。もともと広いスプレッドが5~10倍程度までさらに拡大しています。この数字で高く買ったり、安く売ることで、収支が理論値より低い原因になります。

その他の連続発注系では、ループイフダンiサイクル注文は一部の通貨のみスプレッドが拡大、ドル円はキープでした。この現象は2016年12月のFOMC時にも見られました。

そして頼もしいのがマネーパートナーズnano。まったくスプレッドが広がっていません。業界最強ともいわれる約定力の高さは伊達ではありません。

なお、裁量系のGMOクリック証券ヒロセ通商は、普段の低スプレッドが嘘のように、ガッツリと広がっています。ヒロセ通商は、ここからずっと計算がわかりにくい2万円のものを19800円で売るようなスプレッドが続きます。

雇用統計から30秒後のスプレッド

ドル円 ユーロ円 ポンド円 豪ドル円 ユーロドル
トラリピ 5 7 9 6 5
ループイフダン 2 3 5 4 2
iサイクル注文 1 2 3 3 1
nanoマネーパートナーズ 0.3 0.7 1.2 0.9 0.8
GMOクリック証券 2.3 6 11.3 4.6 3.1
ヒロセ通商 14.9 21.9 26.8 21.9 19.8

22時30分30秒のスプレッドです。

トラリピは収束が始まり、ループイフダンiサイクル注文は通常のスプレッドに戻りました。

GMOクリック証券ヒロセ通商は、あいかわらず開きっぱなしのままです。

雇用統計から1分後のスプレッド

ドル円 ユーロ円 ポンド円 豪ドル円 ユーロドル
トラリピ 4 5 8 6 5
ループイフダン 2 3 5 4 2
iサイクル注文 1 2 3 3 1
nanoマネーパートナーズ 0.3 0.7 1.2 0.9 0.8
GMOクリック証券 2.3 3.9 4 3.8 0.5
ヒロセ通商 4.5 6.4 9.5 6.4 6

雇用統計から1分が経過した、22時31分のスプレッドです。トレード12では連続発注として使っている4つの口座は全て通常スプレッドに。

裁量系の2口座は収束の兆しを見せているものの、まだしばらくかかりそうです。

雇用統計から1分30秒後のスプレッド

ドル円 ユーロ円 ポンド円 豪ドル円 ユーロドル
トラリピ 4 5 8 6 5
ループイフダン 2 3 5 4 2
iサイクル注文 1 2 3 3 1
nanoマネーパートナーズ 0.3 0.7 1.2 0.9 0.8
GMOクリック証券 0.3 0.6 1.1 0.7 0.5
ヒロセ通商 2.9 4.2 5.6 4.2 3.7

雇用統計から1分30秒が経過して、GMOクリック証券もいつもの数字に戻りましたが、ヒロセ通商だけは拡大したままでした。

まとめ

マネーパートナーズnanoの約定力は本物

一時的にボラティリティが急拡大する雇用統計発表時でも、nanoは一切スプレッドに変化はありませんでした。極めて強固な約定力といえます。

スプレッド競争上位の会社は指標発表時は頼りにならない

今回はGMOクリック証券ヒロセ通商ともに、スプレッドの収束に1分以上の時間を費やしています。普段は極端に狭いスプレッドを誇る人気会社でも、イベント時ではその限りでありませんでした。

外為オンライン

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