約定力の差でiサイクルがループイフダンより高収益に!
ループイフダン・トラリピ・iサイクル注文の比較(16年11月)
シストレの連続発注3強、ループイフダン、トラリピ、サイクル注文それぞれの運用比較(2016年11月分)です。
システム名 | ループ・イフダン | トラリピ(80) | iサイクル注文(4000通貨) |
固有の設定 | B80 | 80pips間隔で、利食い80pipsの買いイフダンを設定 | |
通貨ペア | 豪ドル/円 | ||
売買 | 買い | ||
値幅 | 80pips | ||
売買単位 | 4000通貨 | ||
新規建ての回数 | 72 | 21 | 83 |
利益確定の回数 | 70 | 19 | 80 |
保有ポジション | 2 | 2 | 3 |
確定利益 | ¥231,472 | ¥87,440 | ¥250,280 |
確定スワップ | ¥25,542 | ¥3,952 | ¥18,256 |
口座資産 | ¥3,257,014 | ¥3,091,392 | ¥1,468,536 |
スワップ含み損益 | ¥8,113 | ¥0 | ¥8,080 |
総含み損益 | ¥2,753 | -¥4,640 | ¥1,120 |
暫定資産 | ¥3,259,767 | ¥3,086,752 | ¥1,469,656 |
ここまでの年利 | 12.90% | 10.88% | 13.39% ※3 |
ここまでの総コスト | ¥11,200 | ¥11,400 | ¥16,000 |
取引開始時のLCライン | 51.75円 | 51.75 | 65.71円 ※1 |
現在のLCライン | 49.28円 | 50.86 | 63.66 ※2 |
開始日 | 2016/04/04 | 2016/08/01 | 2016/04/04 |
経過日数 | 245 | 97 | 245 |
開始資金 | ¥3,000,000 | ¥3,000,000 | ¥1,200,000 |
想定レンジ | 68~88円 | 1840pips | |
トレール | 不可 | 有り | 不可 |
- ループイフダン:2016年12月現在、実弾で行っているメイン運用
- トラリピ(80):2016年8月よりスタートした実運用のトラリピ。トレールが有効な点以外は、ループイフダン同様の設定
- iサイクル注文(デモ):デモトレードだと10000通貨しかできないので、金額を2.5分の1にしていて仮想的に4000通貨運用にしています。ループイフダンとできるだけ同じ条件になるように、1840pips幅を想定レンジとしています。
※1 デモトレードでは1000通貨ができず10000通貨で運用しているため、120万円の資金で運用している計算になり、他よりロスカットラインが高い
※2 iサイクル注文の仕様で想定レンジが動くため、ロスカットラインも変動
※3 資金300万円の場合での年利計算
※スプレッドは、ループイフダンは4pips、トラリピは5pips、サイクル注文は3pipsで計算。これに手数料として、トラリピが往復で1000通貨あたり50+50円、iサイクル注文が片道1000通貨当たり20円が加算されています
※外為オンラインのサポートいわく、iサイクル注文のデモは、リアルトレードとの違いなしとのこと。1万通貨のL25のデモと、実際の取引は同じ価格で売買するとみなし、それよりも単位が小さくさらに売買しやすいはずの1000通貨運用も、デモ同様に売買が成立すると考えます
2016年11月(11/7~12/2)の約定回数を比較
システム名 | ループイフダン | トラリピ(A) | iサイクル注文 |
新規建て | 12 | 11 | 9 |
決済 | 18 | 11 | 16 |
荒れに荒れた大統領選があったため、三つの連続発注はどれも売買回数は多めでした。
が、スプレッドと手数料の影響で利食いにくいトラリピは、ループイフダンとiサイクル注文に対して大きく後れを取った結果に。ただしこれには、決済トレールもかなり影響しています。トレンドに勢いがあるため、トレールが機能するほど決済が遅れるからです。
約定力がコスト差を上回る
一番上の表のiサイクル注文は、資金が120万円で計算されています。そのため、他の資金300万円の二つと比べると、暫定資産、暫定年利が違う計算になります。そこで、iサイクル注文の資金を300万円と仮定して暫定年利を計算すると13.39%となり、ループイフダンの12.90%を上回ります。
今年春から35週間運用した結果だけに、この結果は非常に大きな意味があると思います。国内のリピート型連続発注のなかで、コストが最安なのはループイフダンです。これは多くの方がもう知っていますね。ループイフダンを選んでいる方の多くが、このコストの安さに魅力を感じ、ループイフダンを運用しているはずだし、私もその一人。
しかし、この結果を見る限りでは、ループイフダンのコストの安さを、iサイクル注文の約定力が上回ったと判断できます。まったく同じ期間で、ループイフダンの利益確定回数が70回、iサイクル注文が80回ですから、まさにこの差がコストの違いを埋めたといえるでしょう。
新システムへの移行タイミングか&某ループイフダン検証ブログ
私は今もまだ2016年9月以前の、旧システムのループイフダンを使用し続けていますが、新システムの約定力の強さは魅力です。こうして実際に約定力が取引コストの差をカバーした事実を見ると、旧システムも潮時かなと思っています。
ところで、ループイフダンのコストの安さのみをアピールし続け、約定力の弱さを黙殺してきた、某ループイフダン検証ブログの高学歴管理人に、この結果を知ってもらいたいものです。アフィリエイトに目がくらむと、人は真実から目を背けるのでしょうか。
あきがわ・くにひと。東京都在住の兼業トレーダーで、住宅ローンを抱える二児の父。某製造業で働きつつ、FXトレードに精を出す。2013年から本格的にFXを開始。テクニカル分析主体の考え方で、スキャルピングやデイトレ、自動発注系ツールの活用、高金利通貨のスワップ運用など幅広い発想でFX投資を行ってきた。現在は、ループ・イフダンを主体に運用を行っている。夢は大きな犬とのんびり暮らすこと。
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