FXでスワップ ポイントを狙う際の基本技術をまとめて解説

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FXで利益を出すためには、

  • 売買差益を狙う(キャピタルゲイン)
  • 金利収入を狙う(インカムゲイン)

の2種類があります。

安く買って高く売る、あるいは高く売って安く買い戻す売買差益に対し、金利収入、つまりスワップポイントを狙う運用はまったく考え方が違います。まずこの記事では、スワップポイント狙いの基本を解説していきます。

1.スワップポイントとは何なのか

まずはスワップポイントとは?という部分から始めていきましょう。

1-1.金利差によって発生するボーナスのこと

通貨ペアの交換比率に対して投資をするのが、FXのトレードです。ドル円、ユーロドル、豪ドルNZドルのように、FXでトレードの対象となる商品は、必ず2種類の通貨を組み合わせた通貨ペアとなります。

どの通貨にも政策金利が定められています。政策金利とは、その国の中央銀行(日本なら日銀、米国ならFRBなど)が、各銀行にお金を貸す際の金利の卸値、あるいは原価のようなものとここでは覚えておきましょう。その国の基本となる金利、それが政策金利です。

⇒各国の政策金利はこちらにまとめています

通貨ペアの間で政策金利に差がある場合、スワップポイントという売買差益とは別のボーナスが発生します。

1-2.受取と支払

スワップポイントは受け取れるだけでなく、支払う場合もあります。

1-2-1.買いで受取、売りで支払になる通貨ペア

通貨ペアを見ると、ドル円ならドルが左側、円が右側になっていますよね。このとき、左側の政策金利が、右側の政策金利より高い場合、買いで受取、売りで支払になります。

具体例で見ていきましょう。例えば豪ドル円は、左側の豪州がそれなりに金利が高く、右側の日本は超低金利なので、左>右の通貨ペアになり、買いで受取、売りで支払になります。

なお、通貨ペアの組み合わせにおいて、必ず日本円は右側に来ることも、覚えておくと便利かもしれません。

1-2-2.買いで支払、売りで受取になる通貨ペア

逆に左側の政策金利が、右側の政策金利が低い場合、買いで支払、売りで受取になります。

典型例はユーロ豪ドル。ユーロは低金利、豪州はそれなりの高金利なので、左<右の通貨ペアになり、買いで支払、売りで受取になります。

1-3.スワップポイントが発生するタイミング

スワップポイントは、ポジションを発生している状態で翌朝を迎えると発生します。

またスワップポイントは週末でも発生しますが、土日は相場も証券会社も動いていません。よってその分がまとめて発生する、スワップポイント3倍デー(平日+土曜+日曜)が多くの通貨ペアに設けられています。

1-4.政策金利は常に変動している

こちらの記事では、あえて各国の政策金利の具体数値を書いていません。なぜなら政策金利は各国の金融政策の柱の一つであるため、常時変動する可能性があるからです。

最新の政策金利を確認する習慣を身につけると良いでしょう。

2.スワップポイントを狙う基本戦略

売買差益狙いとは180度異なる、スワップポイント狙いの基本を学びましょう。

2-1.低リスクで保有し続ける

スワップポイントを狙う際、アクティブに売買する必要はまったくありません。とにかく安全にポジションを保有して翌朝を迎え続けること、それだけが全てとなります。

そのため、厳しい含み損を抱えても余裕でしのげるような、極端な低レバ運用が基本中の基本です。レバレッジ1~3倍程度を基準にしましょう。

そもそも政策金利が高い通貨は、原則としてリスク局面に弱く、ネガティブな情報があれば一気に暴落する可能性を常に秘めています。スワップポイントがたくさんもらえる通貨ペアの売買には、それなりの理由があるものです。

2-2.底値や天井付近でポジションを持つ

買いで受取なら底値付近、売りで受取なら天井付近でポジションを持ちたいところ。理由は簡単で、買いの場合ならこれ以上下がりにくく、なおかつ上昇余地がたくさんあるところからスタートした方が有利だからです。もちろん売りなら逆になります。

3.スワップ戦略のポイントはFX会社選び

実は、FX会社間でもっとも差があり、なおかつ会社のスタイルが分かれるのがスワップポイントです。

3-1.会社によってスワップは全く違う

スワップポイントは政策金利の差により決まりますが、実際はOTC(店頭取引)のFX会社の場合、かなり自由な設定が認められています。そのため、会社間でのスワップポイントの差はかなり大きく、会社の力の入れ具合がよく現れるポイントになっています。

3-2.支払が受取より多いのが普通

スワップポイントも会社の収益になる部分で、ほとんどのFX会社では、同じ通貨ペアの受取より支払の方が多くなっています。

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・各国の政策金利まとめ

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